現在、全国で約6,000箇所にのぼっています。月1回開催のところから365日3食を提供しているところまで、数人を対象としているところから毎回数百人が集まるところまで多様な形態となっています。
目的も、おなかをすかせた子どもへの食事提供から、孤食の解消、滋味豊かな食材による食育、地域交流の場づくりと、さまざまです。コロナ禍において、こども食堂は居場所としての開催は難しくなりましたが、それでも日頃からのつながりを生かし、お弁当や食材等の配布などのフードパントリーの活動などにかえ、子ども、子育て世帯等とのつながりを守り、活動を続けています。
子ども食堂に行く子ども(家庭)は、貧困な家庭だと思われる方もおられますが、それは間違いです。「地域食堂」という名称も出てきていますが、子どもを中心とした地域の居場所としての意味で、子ども食堂という認識に変わってきています。すべての子ども達が立ち寄れる場所が「子ども食堂」なのです。

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